知的障害と発達障害の違いって?

知的障害と発達障害の違いって?

「知的障害と発達障害って、何が違うんだろう?」
福祉の仕事をしていると、そんな疑問を持つことがあります。

どちらも「障害」という言葉がつくため、
同じようなものだと思われることもありますが、実は見ているポイントが違います。

そして大切なのは、「どちらのほうが大変か」ではありません。
その人が「何に困っているのか」を知ることです。

今回は、知的障害と発達障害の違いについて、できるだけ分かりやすく整理してみます。
続きを読む →

「やりたくない」の裏側にあるもの

「今日は作業をしたくない」
そう言われたとき、支援者はどうするでしょうか。

「でも、少しだけでもやってみましょう」
「みんな頑張っていますよ」
「毎回やらないわけにはいかないですよ」
そんな声掛けをすることもあるかもしれません。

もちろん、本人のことを思っての言葉です。
しかし、そこで本人がさらに不機嫌になったり、口を閉ざしたり、部屋に戻ってしまったりすることがあります。

では、支援者の声掛けが間違っていたのでしょうか。
実は、ここには簡単には答えを出せない難しさがあります。
続きを読む →

「かまってちゃん」に、どう向き合う?

福祉の現場にいると、

「また呼ばれた…」
「さっきも同じ話をしたのに…」
「少し離れると、すぐに声をかけてくる」

そんな利用者さんに出会うことがあります。

職員の中には、つい心の中で、「かまってほしんだろうな」と思ってしまうこともあるかもしれません。もちろん、人に注目してほしい、誰かに構ってほしいという気持ちが行動のきっかけになっている場合もあります。

でも、ここで一度考えてみたいことがあります。
「かまってほしい」の、その先には何があるのでしょうか?
続きを読む →

良い施設って、どんな場所?

「良い施設」と聞くと、皆さんはどんな場所を思い浮かべるでしょうか?

設備がきれいな施設。
職員が優しい施設。
イベントがたくさんある施設。
利用者さんが楽しそうに過ごしている施設。

もちろん、どれも大切なことです。

しかし、障害福祉の現場で働いていると、ふと考えることがあります。
「本当に良い施設って、それだけなのだろうか?」

私は、良い施設とは「何かをしてあげる場所」ではなく、その人がその人らしくいられる場所なのではないかと思います。
続きを読む →

「問題行動」を、問題行動と呼ばない

障害福祉の現場では、「問題行動」という言葉を耳にすることがあります。

大きな声を出す。
何度も同じことを聞く。
作業を拒否する。
突然、その場から離れてしまう。
人の話を遮る。
予定を変更すると怒る。
職員の指示に従わない。

こうした行動が続くと、支援する側も「どう対応すればいいのだろう」と悩みます。
場合によっては、職員同士の申し送りで、「今日は問題行動が多かった」「また〇〇さんが問題行動を起こした」と表現されることもあるでしょう。

もちろん、現場を回すためには、行動を整理して記録することも必要です。
しかし、ここで一度考えてみたいことがあります。

その行動は、本当に“問題”なのでしょうか。
もしかすると、それは本人にとっての「伝える手段」なのかもしれません。

続きを読む →