４月２０日（土）のレク日を利用し、遠足としてボランティアさん３名を入れ総勢３４名で姫路セントラルパークに行ってきました。栞（しおり）も作成し大きなバスも手配し、又、豪華なお弁当も用意し、まさに“THE遠足”といった趣で約５年ぶりの遠足が開催されました。利用者さん達は本当に楽しみにされていて、数ヶ月も前から遠足の話になると楽しみを抑えきれずソワソワされている方もおられました。

さて当日を迎え、早起きが苦手な利用者さん達は無事に送迎のお迎えの時間までに起きる事が出来たのでしょうか。結果は、、、全員遅刻なく起床！それどころか、いつもよりかなり早く自宅前で待たれていた利用者さんばかり！
普段からそうせんかい！(笑)、とつい本音が漏れてしまいましたが、無事全員バスに乗る事が出来て良かったです。

バスの中ではお楽しみゲーム等で盛り上がり、大阪を出発し約１時間３０分程で姫センに着きました。先に食事を済ませ、まずは遊園地側へ！

大きなジェットコースターに目がついた一人の女性利用者さんが勇気を出し乗車に挙手！でも利用者さん一人だけでは安全面が懸念されるので職員も同行する事に。
しかし職員達はほぼ全員絶叫マシーンが苦手。誰が同行するかジャンケンで決めようとしていたその時！「〇〇さん！一緒に乗って～♡」とご指名がかかり、職員の中でも特にビビりの男性職員が同行する事に。

二人を乗り場まで見送り他の利用者さん達と職員達はコースター下で「頑張って～！」「お達者で～！」といろんな声援を掛けていました。そしてコースターは勢いよく発車し、それに合わせて男性職員の「助けて～！！」という悲鳴がパーク内に響き渡りました。

無事帰還した二人を見ると、女性利用者さんはとても清々しい表情でしたが、男性職員はまるで生気を吸われたかのような表情で女性利用者さんにすがりついていました。

続いてサファリパークへ！
姫センの醍醐味でもあるバスに乗りながらパーク内を移動するという、より動物達を近くで見る事が出来るスリルに利用者さん達も大興奮！

草食動物のキリンやシマウマのほんわかした姿に癒されたのも束の間、バスが肉食動物のライオンやトラのエリアに入った瞬間、車内に多くの悲鳴が！「安心して下さい、窓閉まってますよ！」とどこかで聞いた事のある言い方でバスのガイドさんが空気を和ませてくれました。

ライオンは一見凶暴なイメージがありますが、ネコ科の動物でもある為、よーく見ていると猫のような仕草もあってどこか愛くるしい姿もありました。

そうこうしている間に時間はあっという間に過ぎ去り、一行は姫センを後にしました。帰りのバスの中ではいびき合戦が繰り広げられ、心地良い疲れと共に家路につきました。

また利用者さん達の喜ぶ姿が沢山見られるような行事を考えていきたいと思います。

また更新しますね◎