福祉体験学習

福祉体験学習

当福祉会の前理事長 田中 米男氏(76歳)が精力的な活動に取り組んでおられます。東大阪市内の各小学校の児童にパラリンピックで採用されるスポーツ ボッチャを通じて、障がい者と健常者の相互理解を深めようと連日巡っておられます。2月4日市内弥刀小学校に於いて、講師役の田中さんを取材しました。17歳で機械に巻き込まれ、左手ひじ上部分から切断された田中さん。事故当時の世間の好奇な目にも耐えながら、独自の負けん気と明るい性格で、これまで自身を磨いてこられました。そして自身の体験を福祉学習に繋げようとされている氏には、頭が下がる思いです。東大阪市立障害児者支援センターの職員レピラの岡林氏のサポートの下、ボッチャのルール説明がされました。この日講習に参加した6年生の子供達の中には、説明をつまらなさそうに聞いていた子供達も、いざチーム対抗でゲームを始めると一球ごとに一喜一憂する場面が見られました。子供達と一緒に遊びゲームを盛り上げる田中さんを見ていると、生き生きされている表情に暗さなど微塵もありません。 続きを読む

日本食はどう?

1月18日 土曜日 インドネシアのボランティアさんが来園されました。名前が、長く舌をかみそうですが書きますね。
アブ ドウ ル ゴファル タスピリン君 24歳 日本には技能実習生として3年間、塗装工の勉強をしているそうです。まだ来日して1年目で日本語はまだ不慣れですが、利用者さんや職員と馴染もうとする姿勢には好感がもてました。
早速 利用者さんからの質問攻めにあっていました。「像や虎はいるの?」「「海は綺麗?」「日本は寒い」などインドネシアと言う国に興味津々といったところです。またイスラム教の話の中で豚肉は食べない、アルコールは飲まない、断食月があって食事を摂っては駄目な時間帯があるという話を聞いて食いしん坊万歳の利用者さんからは驚きの声が室内にこだましていました。
この日は園のレクデーでビッフェスタイルの食事会をしました。ゴファル君は食べたことのない日本食に挑戦しました。おでんとちらし寿司です。
ちらし寿司は口にあったのか感想を聞かれる度「美味しいです」を連呼していました。おでんに関しては、大根が彼にしてみれば何やら得体の知れない食物のようで口に入れるまで躊躇していました。いざ口に入れてみると、さかんに頷いてはいるけれども複雑な表情を浮かべていました。
午後からはビンゴ大会や班分けしてのゲーム大会で利用者さんとの交流に時間をかけました。ゴファル君もようやく緊張もほぐれ素敵な笑顔を見せてくれるようになりました。同時に利用者さんもゴファル君との距離がより近くなり、ハグしたり指鉄砲で打ち合いを演じたりとても楽しい時間を共有出来ました。
また2月のレクデーに会えるのを楽しみにしています。

夢の貯金箱

みなさんは日本財団が運営している「夢の貯金箱」をご存じでしょうか。
当法人の就労継続支援B型事業所 ワークセンターよつば 前にも設置しています。
夢の貯金箱とは“社会貢献自動販売機”のことで、2008年よりスタートし、なんと累計10億円を超えるプロジェクトになっているようです。
この自販機で購入すると1本につき約10円が寄付できる仕組みです。
夢の貯金箱のホームページには全国の設置パートナー一覧が載っています。
ぜひご自宅や職場の近く、いつも通る道にないか探してみてください!
そしてご協力をよろしくお願いいたします。
当法人では、この自販機で寄付していただいたものは利用者さんの工賃に充てています。

 

年内最後の焼き菓子工房稼働!

2019年最後の焼き菓子工房稼働日でした。
今年は販売会への参加が例年より多く、特に後半は毎週のように販売があり、
販売会以外にも予約注文も多数あったのでフル稼働の工房となりました。
来年度からエネルギー表示の義務化が実施されることはご存知ですか?
現在は企業の任意表示で、一定のルールに沿って表示されています。
新法では栄養表示が義務化され、栄養表示基準をベースにした食品表示法が定められています。
当施設では、カロリーやより詳細な賞味期限などを調べるために検査機関に出しました。
新しいラベルができあがり次第、新しい表示を使っていきます。
検査の費用は決して安くは無く、事業所によっては商品の種類を減らすことを検討しているところもあるようです。
当施設は種類を減らすことなく、現状維持ができそうです。
来年もプレゼント用の予約注文も承っています。
お気軽にお問い合わせ下さい。

 

慰霊塔開門日

八戸ノ里公園内にある「東大阪市戦没者慰霊塔」をご存知ですか?
1ヶ月に1~3回程度、9時~16時まで開門をするために鍵の管理をしています。
来年もこの仕事をさせていただけるように、又地域交流も含めて、利用者さんには慰霊塔前の掃き掃除に取り組んでもらっています。
マンション掃除では階段の上り下りができる人がメインになってしまいますが、慰霊塔は施設隣にあり、階段下に落ち葉が溜まるので誰でも参加することができます。
仕事の一環として取り組んでもらっているので、勿論管理費としていただいているお金は利用者さんの工賃に充てています。
車椅子で移動される利用者さんや年配の利用者さんは室内作業が多いため、外での作業は気分転換にもなるようです。
ぜひ慰霊塔前で作業をしている利用者さんを見かけたらお声掛けください!

NPO法人 三和福祉会
布施若草園(法人本部)

就労継続支援B型 布施若草園(法人本部)
〒577-0804 大阪府東大阪市中小阪4-7-47
(近鉄奈良線 八戸ノ里駅下車 徒歩約15分)

TEL : 06-6723-5757
FAX : 06-6736-5501