今年の2月に入った頃から、浴衣姿でまげを結ったお相撲さんを
ちらほら見かけるように……。
当園と隣接する市立相撲場内に仮の宿舎を設営し、
春場所に備えようとしている武蔵川部屋の力士さんたちでした。
朝稽古は見学することはできませんでしたが、
稽古が終わり若いお相撲さんは裸でボール遊びをしたり、
談笑したりする姿もみかけました。
次第にフェンス越しに挨拶をしたり、会話をしたりしているうちに仲良くなり、
後援会の会長のご厚意もあって、園内に2人のお相撲さんが
訪問してくれることになりました!
まだ幕内には入っておらず、関取ではない力士さんですが…
1人はあの67代横綱である武蔵丸の甥っ子さんで
190センチ、170キロの堂々たる体格の武蔵国さんと
もう1人は178センチ、90キロの小林さんという力士です。
お二人が園内に入ってくると…
室内が狭く感じるほどの威圧感がありました!
利用者さんからは数々の質問を浴びせかけられていましたが、
嫌な顔もせずに真摯に答えてくれました。
また力士の基本である柔軟体操の1つの股割りも披露してくれました!
利用者さんたちはまるで異次元の人間を見るような眼差しで、
驚きの表情の連続!!!
力士さんが動くたびに、室内には びんつけ油(*1)の甘い香りが充満し、
女子職員は思わず「いい香り~♪」と言っていました!
昔の川柳に「相撲取りには どこ見て惚れた 稽古帰りの乱れ髪」とあります。
昔からお相撲さんて案外モテるんですよね!
また来年も訪問してくれると約束して、
最後にみんなで記念写真を撮りました!
お相撲さんへの質問とその答えは次回のブログに載せたいと思います!
お楽しみに!!
(*1)びんつけ油とは
木蝋(もくろう)と菜種油など植物油を混ぜて固形にしたもの。
江戸時代から男女問わず髪を整えるとともに髪型を保持するのに使われてきました。