HANAZONO EXPO ~ボランティア奮闘記~

HANAZONO EXPO ~ボランティア奮闘記~

大阪万博のプレ大会のような形でHANAZONO EXPO(花園エキスポ)が11月5日(土)~6(日)の二日間、花園中央公園ラグビー場一帯で開催されました。6(日)は私達も自主製品の縫製品や焼菓子を販売するブースを出店しました。

当初主催者側の入場者数は二日間で2万人規模を推移していましたが、いざ蓋を開けてみると延べ7万人を数えるに至りました。これも市内小中学生に配布した2000円分のクーポンの影響もかなりあったと思われます。

当法人職員がイベント関係者(市職員)に事前に障がいを持った人達が社会貢献も含めた活動が出来ないものかと打診しておりましたところ、ゴミの回収やテーブルや椅子の消毒作業であればお願いするとの依頼を受けました。

当園でボランティアさんを募ったところ、利用者さんの中で最高齢者のTさんといつも元気印のKさんが快く引き受けてくれました。

 

Tさんは効率良く作業を遂行されていきます。Kさんは当初戸惑いもありましたが、次第に指示なしでも消毒液をふりかけ隅々までテーブルを拭けるようになりました。

二日間とも晴天に恵まれ、スタッフジャンパーの中は汗でびっしょりでした。マスクを外せば見事にマスクの形の日焼けがくっきりでした。

例え体に障がいがあったとしても、社会貢献という目標を持ち、やれば出来る事を体感し、最後まで仕事を全うする事が出来ました。心地良い疲労とやり切った感の充実さを思い切り味わいました。

2025年の大阪万博までの間、あと2回はこのイベントが継続されると聞きました。来年もボランティアの底力を見せてやろうではありませんか。