一筆申シ候

一筆申シ候

異常な物価高騰が日本列島を席巻しております。

10月1日より郵便封書が現行84円から110円に、葉書が63円から85円になるそうです。食料品に関しては枚挙にいとまがありません。そこへ「令和の米騒動」です。原因は昨年の異常気象であるとか、コメンテーターなる人物がまことしやかに述べていましたが、温暖化は昨年から始まったわけではありません。南海トラフに備えて、買い占めも要因であるとの見解もあります。災害に対して危機感を持つのは大事ですが、冷静に行動しましょう。思い起こせば、1973年中東紛争で当時の原油価格が異常に上がりました。時を同じくして、スーパーの店頭から、トイレットペーパーがなくなりました。原油高騰とトイレットペーパーとの直接的に関係はなく、一主婦の立ち話が噂を呼んで、社会現象になったという、経緯もありました。政府はこれ以上の異常気象や災害に備えて、備蓄米は常備していますので大丈夫です。そうです、日本人は過去の非常時には常に冷静に対処してきた民族ですから・・・

さて冒頭にも記載しました値上げですが、こちらは同じく10月1日から大阪府のパートさんの時給が、昨年より50円上がり、1114円となります。

50円上がるのは、助かりますが、抜本的な経済の立て直し、インフレを抑えて、物価を安定させなければ、時給が上がっても、言葉は悪いですが、「屁のつっぱり」にもなりません。秋の総裁選挙での新しいリーダーに期待したいところですが、早く何とかして欲しいものです。