早いもので3月になりました。段々季節も冬から春に移り変わろうとしている中で、利用者さん達の中でも少しずつ春の訪れを感じているようです。春の訪れと言うと、爽やかな印象や明るい印象を持ちますが、ここでは少し意味が違います。今回は利用者さん日記シリーズとして、この時期特有の利用者さん達の特徴をご紹介したいと思います。
毎年この季節が訪れると、利用者さん達の中の精神面が乱れやすくなります。春は良い季節なイメージですが、実際は体と脳はかなりストレスを受けています。原因は様々で、
・寒暖差が激しい
・気圧の変化が多い
・日照時間が急に伸びる
などが挙げられます。脳が季節についていけず、結果的にだるい、不安、やる気が出ない、ネガティブ思考になりやすいと言われています。
実際に利用者さん達の中でもこのような症状になってしまう方は少なくありません。例えばAさんであると、つい数日前まで元気に過ごしていたのに、ある日突然「帰りたい」「私は独りぼっち」とネガティブなスイッチがオンになり、このような状態が数日、時には数週間続く事もあります。またBさんのケースだと、出来ていた作業が出来なくなったり、イライラの気持ちが止まらず周囲の利用者さんに当たってしまい、利用者さん間でのトラブルになる事もあります。
私達支援員もこの時期になると利用者さん達への支援がより難しくなります。「頑張ろう」「出来るよ」「いつもは出来てるよ」と励ましの声を掛けても逆効果になる事が多いです。ではどんな対応策が適しているのか?例えば、「今日はしんどいよね、わかるよ」「ペースを落としても問題ないよ」「今日来れただけで十分だよ」など、評価ではなく、状態の言語化が気持ちを安定させる事もあります。また支援者側の見方として、利用者さん達が怠けや意欲低下ではなく、一時的な容量オーバー状態なんだと捉えると対応が楽になる事もあります。具体的に説明すると、
・「今日はここまででOK」を明確にする
・選択肢を減らす(AかBか → Aだけ)
・成果より今を評価
など、気持ちを回復させるというより、省エネモードに照準を合わせる事で利用者さん達も自身の状態をより理解し、「間違っていないんだ」「今は自分のペースで過ごそう」と安心の材料になります。また支援者側も利用者さん達に対して冷静に判断する事が出来て、適した対応が取る事が出来ます。
結論として、心身のバランスが崩れやすく、メンタルが不安定になりやすいこの時期は、利用者さんの性格の問題でもなく、努力不足でもない、「春の環境変化に脳が負荷を受けている状態」と捉える事で、自身を責めずに、また状況を理解しやすくなり安心した生活を送れる考えになります。
今回は内容は利用者さんに限らず、誰にだって起こりうる事です。今現在悩んでいる人。安心して下さい。そんな気持ちになる事も間違えではありません。今は自分が安心出来る事や美味しいご飯などを食べて気持ちを楽にして、素晴らしい季節にしていきましょう🌸🌸🌸
今回はここまで、、、また更新しますね◎

