少し前の話題になりますが…
10月12日、13日に恒例の一泊旅行に行ってきました。
今年の行き先は越前三国です。
利用者さんのもっとも心配の種、、、
それは天候ではなく朝起きられるかどうかなのです。
って!!ナヌ!?
いつもの送迎車の時間より平均一時間早い時刻のお迎えがとても心配で、
遅れると置いてきぼりを食らうのではないだろうかと、
前日から数人は憂鬱な顔で職員に相談してきました。
職員のベストアンサーは、
「簡単やがなー!寝えへんかったらええねん!」
利用者さんは、「なんでやねー(笑)」と、
漫才のようなかけ合いで旅行前日の高揚した気分を発散させていました。
さぁ当日は寝不足もなんのその。
バスの中ではマルバツゲームやビンゴゲームで大盛り上がりです。
見事ビンゴを当てると景品が出るというので、
みんな数字を押す手が微妙に震えています。
事前に景品が“おやつの盛り合わせ”であるという情報が漏れていたため、
それこそ鬼の形相でありました。
大阪から福井までの長距離移動も苦にならないほど、
楽しいひとときも共有できました。
そうこうしているうちに初日の目的地である、
勝山市にある福井県立恐竜博物館に到着です。
利用者さんの中には「恐竜って言うてもなぁ。」と疑心暗鬼な表情の人も。
でも館内に入るや否や、そのド迫力に圧倒されていました。
「へぇー!!」の一言で感嘆している様子が手に取るように分ります。
次々に利用者さんたちは恐竜の前で記念写真に収まっていきます。
せっかくですので、取り手の方から注文をつけました。
恐竜の声を出して怖い顔でとお願いしてみると、
一人だけ「ニャー」と場違いな声を出して爆笑を誘っていました。
最新のハイテクを駆使した音と動きのあるリアルな恐竜の凄さと、
バーチャル映像に魅せられ感動すら覚えました。
恐竜の発掘の町、勝山市と福井県の町おこしの本気度を
この博物館は感じさせてくれました。
博物館を後にした一行の向かった先は、
越前三国休暇村というお宿です。
さてどんな料理が出てくるのか…。
今年はせっかく越前に来たのですから、
海の幸をふんだんに取り入れたコースを注文しました。
やはり想像していた通り、食後部屋に戻る利用者さんの姿は、
真っ直ぐ立てないほどヨタヨタしています。
酔っぱらっているのではありません。
食べ過ぎです!!!