前回の記事 は遠足の前半に行った、京都府立植物園での様子でした。
今回は後半の京都市立動物園での利用者さんの様子です!
動物園に到着した頃には雨はすっかり上がり、気温が上昇してきました。
利用者さんは童心に返り、動物たちを見て回ります。
京都市立動物園のキリンの身体にはハートマークの模様があるそうで、
それを見つけると幸せになれるとの噂が流れ、
女子の利用者さんたちは血眼になってその模様を探していました。
親子ゴリラの檻の前では、母親ゴリラに甘えて遊んでほしそうな子どもゴリラを見て、
「人間と同じやな~。あの子将来自立できるんやろか?」と
違った目線で感想を語ってくれた利用者さんがいらっしゃいました。
意外な一面でしたが、この感想は自分に置き換えて投影しているのかもしれません。
障がいを持ちながらも自立していく、
これは利用者さんにとって永遠のテーマなのですから無理もありません。
檻の中にいる虎を見つめて、その迫力に圧倒されながらも、
「やっぱり虎はすごい!タイガースと一緒や!」と
こちらも違う角度から言葉のパンチが飛んできました。
思わず「そうやね。」と受けてしまいました。
この遠足の一日で、何人かの利用者さんたちのストレートな
感性に触れることができて、意識深い遠足だったと思いました。